東京では大規模な再開発計画が目白押しです。2020年〜2030年の間に行われる再開発は、東京駅周辺エリア(丸の内・大手町・八重洲・日本橋)に集中しており、虎ノ門エリア、高輪エリアでも活発な再開発が進んでいます。
一方、中目黒では地域主体のまちづくりが進んでいます。2020年12月に、関係権利者による「中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合」が発足し、東急ストアや中小ビルが建ち並ぶ駅の北側、約0.6haのエリア(目黒区上目黒一丁目20番、21番)を対象に再開発事業が検討されています。事業を資金面・技術面で支援する協力者として丸紅都市開発と東急、コンサルタントとして日本設計がこの事業に参画します。
不動産情報サイト、ライフルホームズによると、中目黒駅周辺の標準的な中古マンションの価格は直近の3年間で22.62%上昇。東京都の変動12.80%に比べると高めの水準となっています。
駅北側の再開発事業が進むことで、中目黒周辺だけでなく広域における付加価値が高まることが期待されます。
(参考)
・都市レポ
https://downtownreport.net/tokyo-redevelopment-2030/
・中目黒駅前北地区における街づくりの取組状況について(都市環境委員会/目黒区)